中学生の頃、好きな人がいました。
ある日、同級生に「あの子は“ありがとう”とか“ごめんなさい”とか言えないからやめておいたほうがいいよ」と言われました。
(今思えば、中学生のわりにだいぶ達観した発言)
その子とは…は、さておき。
30代半ばになった今でも同級生のその言葉をずっと覚えていて、人付き合いをする上である種のふるいのようになっています。
例えば、仕事の場面。
ミスを指摘された時に、まず「すみません。でも、…」という人もいれば、最初から「いや、でも…」とこちらの話を聞き入れない人がいます。
人に感謝を伝えられる人。
自分の非を認められる人。
そういった人が、個人的には好きです。
で、今。
彼女の些細な“だらしなさ”の積み重ねを注意したことをキッカケに(逆ギレされて)冷戦状態になっているのですが…。
果たして彼女の口から「ごめんなさい」の言葉は出るでしょうか。
(タメ息)